Murakami Group
複雑な沖積地盤と地震の多い日本。高度で専門的な技術で地盤に適した構造物の土台づくりを行います。
地中連続壁工事は、地盤を掘削しながら固化液を注入し、原位置土と固化液を混合撹拌する作業を連続しておこない、安全で効率良く地中に連続したソイルセメント壁を構築するものです。H鋼などの芯材を挿入し地下掘削時の土留め・止水壁として適用するものを標準に、液状化対策や地盤の補強、地下水・汚染土壌の遮断など、様々な用途へ適用されています。
弊社の地中連続壁工法には、等厚の連続した壁を構築するTRD工法、柱状の連続した壁を構築する三軸ソイル工法、そして矩形の連続した壁を構築するCSM工法の3工法があり、様々な作業条件に対応します。
地盤改良工事は柱状式地盤改良工法を基本に、建築物の基礎杭や道路などのセメント安定処理地盤を構築するものです。ベースマシーンは18t級の小型機から160t級の大型機まで取り揃えていますので、あらゆるニーズに対応出来ます。故に今まで困難だった戸建住宅や擁壁基礎などの狭隘地における地盤改良も、小型軽量化された機械の開発により大型機械と変わらない高品質な施工が可能となりました。プラント等の附帯設備や掘削用ヘッド等アタッチメントも多種取り揃えていますので、各種認定工法にも対応でき、多数の実績と技術を保有しています。
障害撤去工事は、建築物解体取り壊し工事において、地中に残った杭及び旧躯体を機械単独で安全に撤去する工事です。弊社の杭撤去工事には、既存杭を破砕して周辺セメント残留物も全て撤去する[まんでがん工法]と、既存杭と周辺地盤との縁切りを行い、先端をチャッキングし杭全体を引き抜く[PG工法]の2種類があります。
既存躯体撤去工事は、BG機によりケーシングとケリー式ロックオーガー他を利用し、切削、破砕、コア抜き等で地下構造物(壁、地中梁、耐圧板、場所打杭)を撤去する工事です。隣地境界際の施工が行えます。
全回転チュービング装置による障害撤去、大径場所打ち杭の撤去も承ります。
BG稼働状況